CHARACTER

純粋無垢な快活少年。

生まれて初めて見た流星群に驚いたエータは、

内気な少女スイの手を取って夜空を後目に走る。

本名：二斗次郎。

過激派学生運動団体『革命軍』の指揮を務め、

「己の“正義”を貫くため」と、大事件を引き起こす。

『革命軍』は通称”N”と呼ばれる女学生と彼が中心となって組織した。

事件現場に痕跡はなく、現在消息不明。

生まれついての薄幸少女。

何をするにもうまくいかず、何をせずとも不幸に見舞われる性質を持つ。

年を経るにつれて徐々に不幸性質が増している。

現在、行方不明。

片田舎村の名も無き新興宗教を立ち上げた教祖。

その素性から出自、すべてに至る個人情報が不明。

廃退都市の新興宗教を参考に組織体制を編成していたようだが、その構図は次第に彼自身の利己的な図式へと変化していき、やがて多くの反感を買うこととなる。

その最期は、村の人々による集団私刑であった。

女流同人小説作家。定職にはついていない。

厭世的観念を持ち、その作風は決して明るいものとは言えない。

愛読書は『陰謀論』。

自分が『(彼女自身の基準における)普通』から脱却できないことをコンプレックスに感じているおり、
そのため『異常であること』に対して異常な執着を持つ。

その姿は、はたから見れば既に“異常”そのもの。

弟を亡くした原因が自身であることを悔い、廃都の教団へ入信した女性。

受け入れてくれた教祖クローリィのためならいつでも犠牲になれると豪語している。

一日数時間の祈りを日課にしている他、教徒の悩みを聞くなど対人的なやり取りを担当している。